- ヨガの講師になったきっかけは何ですか?
結婚を機に、13年ほどアメリカで生活をしていたのですが、離婚という形をとることになりました。
その時期は「どうしてこんな事になってしまったんだろう」と、とても苦しくつらい日々が続きました。眠れない日々が続き、心身共にかなり弱っていました。
そんな中、ヨガに出会いヨガのポーズや瞑想を行うようになってから、少しずつ心身が回復していくのが実感できたのです。
日本に帰国した後、ヨガを基礎から学び直しました。ストレスや不安の解消、健康の維持などをヨガを通じて多くの方の役に立てたらと思い、講師の道を選びました。
- お仕事の中で楽しい点、努力している点はありますか?
多くの方々にお会いでき、ヨガを通じて心身の改善のサポートをさせていただけることは本当にうれしく思います。
努力している点としては、皆様といい状態で向き合えるようにエネルギーの維持、精神面の充足、コントロールを心がけています。
- 人生の転機は?
22歳でアメリカに移住し結婚したとき、長男を出産したとき、離婚したとき。そしてフィットネス競技大会へ参加を始めた年です。
- 苦しい時期はどうやって乗り越えたのですか?
どんなに苦しくて、辛くて、どんなに泣いたとしても、私は自分を最後まで信じていました。
「私はこれで終わるはずがない」って。
友人達の存在は何ものにも変えられないサポートだと思います。ただ、やはり立ち上がる時は自分を信じなければ。私は、そう思います。
- 離婚という選択にいたる理由は何でしたか?
アメリカへ渡る前はエアロビクスのインストラクターをしていました。大好きな仕事でしたが、当時交際していた方がアメリカへ渡るということ、向こうで結婚生活を始めようと言われ、私はそれまでの仕事を辞めて渡米しました。今思えば、「仕事を辞めて行ってあげたのに」という思いが常に根底にあって、相手に対する思いやりの気持ちが欠けていたのだと思います。
- 恋愛とキャリアのバランスについてどう思いますか?
私のようにキャリアを中断して、パートナーについていくかどうか悩む女性もいらっしゃるかもしれませんよね。
キャリアに限らず、夢をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。自分の夢やキャリアを中断してパートナーについていくべきかどうか悩んだ場合は
自分は、どちらを「選ばなかったら」後悔するのだろう?と考えてみたらいいかもしれません。
どんなに苦しくて辛い時でも 私は最後まで自分を信じた
「私がこれで終わるはずがない」って