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- 海外で就職したいと言い続けながら、実現できていない人達に共通していることは何だと思いますか?

 

海外で就職したいと思うと同時に「海外就職できない理由」や「海外に行けない理由」をいつも探しているからでしょうね。5年くらい資金を貯めてからとか、英語の勉強をしてからとか、親が心配だからという理由をよく聞きます。条件が整わないと行けないのだと。でも、「今」行けないなら5年後も行けないと思いますね。

 

 

- では、海外就職が実現する人達に共通していることは何だと思いますか?

 

そうですね、毎日多くの方々から「どうしたら海外就職できますか?」と質問されますが、私は「まず来て、自分の目で見てみなさい」と答えています。

「わかりました。行きます!」と本当に現地まで来て、その国を自分の肌で感じとることができる人は海外就職できると思います。「今」より条件が整うことはないと思いますね。

 

 

- 海外で働く、生きるうえで大事なことは何だと思いますか?

 

日本と海外との違いをを常に比べないことですね。日本より便利に感じる国は、そうないと思います。不便に感じることも楽しめることが大事ですね。

「英語力がないので心配です」とよく聞きますが、「英語ができるようになったら行こう」ではなく、「今の自分にできるステージで精いっぱい頑張る」ことが大事だと思います。国や就く職業にもよっては英語力は必要ですが、実戦のプレッシャーの中で、どこまでくらいついていくかというガッツが大事だと思います。

仕事でも語学でも「これで完璧」などというラインはないのですから。

 

 

- 海外で働くようになって新たに学んだことは何ですか?

 

「人と接する」という点は、日本でも海外でも大事なことは同じであるということでしょうね。海外=特別だと思わないことが大切です。

 

 

- 日本人が持ち合わせる「謙虚さ」というのは海外ではいいことなのでしょうか?

 

相手を思いやる気持ちは大事だと思います。しかし、悪く思われたくないという気持ちや自信の無さで自己否定するのは止めたほうがいいと思います。「私なんか全然無理です」などという受け答えを海外でしていたら、本当に「できない人」だと判断されますから。自分にできるステージで精いっぱいのパフォーマンスをするように努力し続ければ、信頼も地位も、お金も自然についてきます。

 

 

- 日本人男性と女性のどちらのほうがパワーがあると思われますか?

 

タイランドにおいては、男女比50/50だと思いますが、シンガポールにおいては女性のほうが行動力もパワーもあるように思います。特に海外就職に関して言えば、女性の方が行動力がありますね。

 

     海外就職。今、行けないなら おそらく5年後も行けない

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